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2013年11月22日

当院のホワイトニング

歯の黄ばみの原因には、遺伝・加齢・汚れがありますが、毎日の歯みがきだけでは黄ばみは必ずしも取れません。当院のホワイトニングで歯を白く明るくすることで、清潔感・健康・若さを強調できます。

ホワイトニングとは、歯みがきや歯のクリーニングなどでは落としきれない歯の黄ばみを白くする施術方法です。1989年にアメリカで実用化され、安全性が確立されてきた技術で、歯を削ったりすることはありません。社交上、笑顔を重視する国々では幅広い世代で普及しています。

【当院のホワイトニング】オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングオフィスホワイトニングとは、歯科医院にて行うホワイトニングです。

歯に専用のホワイトニング剤を塗布し、特殊な光を当てることで薬剤の効果を高めます。当院ではホワイトニング剤として6%の過酸化水素などを利用し、「Crystal1200」という信頼性の高いメーカーの最新機器を使用しています。

オフィスホワイトニングは短期間で歯が白くなりますので、お急ぎの方に向いております。ただ、後戻りが比較的早く、持続期間は平均して3~6か月ほどです。

オフィスホワイトニングの手順
【STEP1】コンサルト
ホワイトニング前に、全身・歯を含めた口腔内の状態が施術に適した状態であるかを検査します。
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【STEP2】ホワイトニング用トレー作成
歯の型取りを行い、トレーを作成します。
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【STEP3】歯のクリーニング・記録
歯の表面の汚れなどを除去し、現在の歯の白さを記録します。
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【STEP4】ホワイトニング施術
薬剤・光を用いて歯を漂白していきます。

【当院のホワイトニング】ホームホワイトニング

ホームホワイトニングホームホワイトニングとは、歯科医から指導を受け、ご自宅にて患者さまご自身が行うホワイトニングです。

患者さまの歯並びにフィットしたトレーを作成し、それにホワイトニング剤を注入して装着します。薬剤には11~21%の過酸化尿素を使用します。数週間毎日6~8時間装着しているだけで、早い方では1~2週間程度で歯が白くなります。

持続期間は平均して1~2年ほどと比較的長いのが特徴ですが、ご自身で毎日行う必要があります。

ホームホワイトニングの手順
【STEP1】コンサルト
ホワイトニング前に、全身・歯を含めた口腔内の状態が施術に適した状態であるかを検査します。
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【STEP2】ホワイトニング用トレー作成
歯の型取りを行い、トレーを作成します。
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【STEP3】歯のクリーニング・記録
歯の表面の汚れなどを除去し、現在の歯の白さを記録します。
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【STEP4】ホワイトニング施術
ご家庭で薬剤を用いて歯を漂白していただきます。

【当院のホワイトニング】デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングデュアルホワイトニングは、短期でホワイトニングを実現するオフィスホワイトニングのメリットと、効果が長持ちするホームホワイトニングのメリットを合わせた治療法です。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行うことで、歯の黄ばみや変色が強い方でも短期間でのホワイトニング効果が得られます。後戻りを防ぐこともできます。

手順はオフィス・ホームホワイトニングに順じます。

【当院のホワイトニング】ウォーキングブリーチ

神経を抜いた歯にのみ適用される方法で、歯の内部にホワイトニング剤を使用します。薬剤には30%の過酸化水素などを利用します。メリットは神経を抜いた特定の歯に大きな効果が期待される点にありますが、必ず何回か通院していただく必要があります。

ウォーキングブリーチの手順
【STEP1】コンサルト
ホワイトニング前に、全身・歯を含めた口腔内の状態が施術に適した状態であるかを検査します。
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【STEP2】歯の根っこの治療のやり直し
場合により、根の治療を再度行う必要があります。
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【STEP3】歯の漂白剤の使用
1週間に一度来院いただき、漂白具合を確認し、歯に注入した漂白剤を入れ替えます。

当院の審美歯科

度重なる歯科治療による目立つ治療跡、歯の表面もしくは内部の着色・変色などの悩みを解消していくのが審美歯科治療です。審美性に加えて、適切な歯科医療の考えに基づき、美しく機能的に歯を修復していきます。

審美歯科

「銀歯が目立ってしまうから、口を開けて笑えない」
「歯の汚れや色が気になって、自分に自信が持てない」

そういったお悩みや願いを解決するのが審美歯科治療です。

歯の白さや、歯並びなどの美しさに焦点をあてた総合的な歯科治療です。そのため、一般歯科とは目指す治療目的が少し違うかもしれません。しかし、清潔で美しい歯並びは、見た目だけではなくお口の健康にも良い効果をもたらします。

歯は美味しく食べることができる機能を持つ器官であるとともに、人の外見や顔の印象を左右する要素も持ち合わせています。その両方に焦点をあてて、患者さまの希望を取り入れ、その人に合うよう、歯並びや色を整え、口元の健康と健康美を求めていこうというのが、私たちの考える審美歯科治療です。

当院の予防歯科について

虫歯は小さいうちに治療することも大切ですが、予防することの方が重要です。そのため、当院では"虫歯予防をエビデンス(科学的根拠)に基づいて行うシステム"を導入しております。
 

当院の予防歯科は、虫歯予防を重視しているアメリカ歯科学会のガイドラインを利用しています。

特徴は患者さま一人ひとりのカリエスリスク(虫歯になりやすさ)を判定し、その結果に応じて科学的に虫歯予防を行う点にあります。実用的なガイドラインなので経済的負担も少なく、膨大な数の信頼できる論文を基に作成されているため、当院ではこのシステムの利用をお勧めしています。

当院の予防歯科の方針

カリエスリスク(虫歯になりやすさ)の判定お子さまの虫歯予防について
過去の虫歯経験、"虫歯増加因子"の有無などから、虫歯になりやすさを3段階に評価します。

お勧めの虫歯予防法
低・中・高リスクそれぞれの患者さまで、推奨する虫歯予防方法は異なります。

●低リスクの場合
フッ素入り歯みがき剤を正しく用いて毎日2~3回歯みがきするだけで十分です。ただし、年齢に応じた歯みがき指導をさせていただくのがお勧めです。お子さまには小児歯科専門医の意見を取り入れた指導システムをご用意しています。食生活と虫歯の関係もお伝えいたします

●中リスクの場合
歯みがき指導・食生活指導に加え、フッ素ジェル局所塗布、あるいはトレーを用いた高フッ素塗布を6か月に1回行うのがお勧めです(年齢によってお勧めの方法は異なります)。患者さまの希望により、シーラントを局所的に併用します。

●高リスクの場合
歯みがき指導・食生活指導に加え、フッ素ジェル局所塗布、あるいはトレーを用いた高フッ素塗布を3~6か月に1回行うのがお勧めです(年齢によってお勧めの方法は異なります)。患者さまの希望により、シーラントを局所的に併用し、フッ素洗口もお勧めしています。

お子さまの虫歯予防について

お子さまの虫歯予防について当院では、通院されているお子さまが、将来どのようなところで活躍されても恥ずかしくない、虫歯のない健康的で美しい歯・笑顔を獲得することを目標としております。

そのためにできるだけ早い時期から継続的な虫歯予防を行い、必要に応じて虫歯の治療を行うことが大変重要であると考えております。

予防方法
A.フッ素入り歯みがき剤を用いた歯みがき
虫歯予防では、歯みがきが最も大切です。当院では、小児歯科専門医の指導のもと、お子さまには発達状況に応じた段階的な歯みがき指導をお勧めしています。

お子さまにとって理解・達成しやすい目標を段階的に設定し、過程を楽しんでもらいながら指導を進めていきます。最終目標は中学・高校に上がる前までに正しい歯みがき方法をマスターしてもらうことにあります。これにより、生涯にわたって虫歯や歯周病ができにくい環境を整えることができます。

<6歳未満の歯みがきの注意点>
6歳未満では誤って歯みがき剤を飲み込むこともあるので、フッ素による副作用が発生することがあります。そのことを想定した上で年齢に応じた量の歯みがき剤を使用することが大切です。

B.フッ素ジェル局所塗布・トレーを用いたフッ素塗布
虫歯になりやすさに応じますが、数か月に1回行うことで効果が発揮されるため、お手軽、かつ安全で非常に効果の高い方法です。ただし、十分な高濃度のフッ素を利用しなければ予防効果が期待できないため、当院では特別な濃度のフッ素を使用しています。

C.シーラント
虫歯リスクの高い部位に局所的に行う安全な方法です。6歳臼歯等、虫歯になりやすい歯に
非常に効果的です。

D.フッ素洗口
週5回、寝る前にご家庭で行っていただきます。特に虫歯になりやすいお子さまにお勧めです。

当院の小児歯科

当院では大学病院の小児歯科で研修を積んだ、キャリア10年以上の歯科医師が担当しています。虫歯の治療をはじめとした一般的な小児歯科治療を提供いたします。お子さまの精神面の発達を考慮することにより、お子さまが嫌がらないように治療・指導を進め、親子で安心して楽しく通院できる小児歯科を実施しております。

当院の小児歯科は、"マネージメント小児歯科"が最大の特徴です。"マネージメント小児歯科"とは、お子さまの発育状況を判断し、歯科衛生知識・技術を伝えることで、自立心を無理なく養っていくものです。お子さまの痛みや不安を最小限に抑え、親子で楽しく通院できる環境を整えております。

また、通院されているお子さまが、将来どのようなところで活躍されても恥ずかしくない、虫歯のない健康的で美しい歯・笑顔を獲得することを目標としております。そのためにできるだけ早い時期から継続的な虫歯予防を行い、必要に応じて虫歯の治療を行うことが大変重要であると考えております。

小児歯科の治療方針

お子さまは3歳半を境に精神面が大きく成長します。そこで小児歯科では、0歳~3歳半未満と、3歳半以上~12歳未満と方針を分けて治療を行います。

また、お子さまの自主性を重視し、治療が必要な場合、教育的配慮をもったトレーニングを行ったあとに治療を開始します。治療に際しては、できるだけ痛みや不安がないように行っていきます。

0歳~3歳半未満小児歯科の治療方針
歯の生えはじめる頃(生後6か月頃)から定期的(3~4か月ごと)に検診に来ていただきます。歯みがき指導や虫歯予防処置を受けながら、虫歯や歯肉炎にならない生活習慣を身につけていくことがとても大切だと考えております。

<3歳半以前で重視する点>
●環境に慣れてもらうこと
●楽しく来院してもらうこと
●コミュニケーションを取ること

<3歳半以前の治療の特徴>
●虫歯予防を重視

「削る」「詰める」などの虫歯治療は基本的に避けます。ただし、痛み・腫れなど症状がある場合は治療を行います。

3歳半~12歳未満小児歯科の治療方針
歯みがき指導や虫歯予防処置をしながら、虫歯や歯肉炎にならない生活習慣を実践できるように誘導することを重視しております。3歳半以降になりますと、歯並びの管理も重要になってきますので、必要・ご希望に応じて矯正歯科医師と連携していきます。

<3歳半以降で重視する点>
●歯と歯ぐきについて学んでもらうこと
●口の管理について学んでもらうこと
●楽しく通院してもらうこと
●コミュニケーションを取ること

<3歳半以降の治療の特徴>
●虫歯治療の開始

「削る」「詰める」などの基本的な治療を始めます。また、虫歯予防は引き続き行います。

治療の痛みを軽減する方法

表面麻酔小児歯科
当院小児歯科では、麻酔注射が必要な場合、事前にテープ式の表面麻酔を行います。注射予定の部位に3分間貼ることで表面麻酔効果を発揮し、注射針を刺すときの痛みを和らげます。

※ケースにより、電動麻酔器を用いる場合もあります。これは、速さ・圧力を機械でコントロールするため、一定の速度で麻酔をゆっくり注入でき、麻酔時の痛みを和らげることができるものです。

小児歯科の指導方針

小児歯科の指導方針虫歯になりにくい環境を整えることもお子さまにとって大切です。お子さま・保護者の方の実生活を考慮して実行可能なことをお伝えいたします。その他、お困りの事柄の指導・疑問点の説明も行います。

<生活指導>
・虫歯になりにくい生活や指しゃぶりなど習癖を治すための指導
<食事指導>
・食事やおやつの種類やその食べ方の指導
<歯みがき指導>
・歯の生え始めた子どもが嫌がらない歯みがきの導入
・すでに嫌がっている子どもの導き方の指導

ホワイトニング例01 ホームホワイトニング

施術例(開始2週間後)
 歯の白さがA2からA1に変化

ホワイトニング症例
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ホワイトニング症例

ホワイトニング例02 ホームホワイトニング

施術例(開始4週間後)
 歯の白さがA2からB1に変化

ホワイトニング症例
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ホワイトニング症例

ホワイトニング例03 オフィスホワイトニング

施術例(開始2週間後)
 歯の白さがA2からA1に変化

ホワイトニング症例
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ホワイトニング症例

ホワイトニング例04 オフィスホワイトニング

施術例(開始4週間後)
 歯の白さがA2からA1に変化

ホワイトニング症例
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ホワイトニング症例

ホワイトニング例05 デュアルホワイトニング

施術例(開始2週間後)
 歯の白さがA2からA1に変化

ホワイトニング症例
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ホワイトニング症例

ホワイトニング例06 デュアルホワイトニング

施術例(開始4週間後)
 歯の白さがA2からB1に変化

ホワイトニング症例
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ホワイトニング症例

当院の入れ歯治療

当院では、保険適用のリーズナブルな入れ歯から自費でお作りするノンクラスプ義歯やマグネット義歯等を扱っていますので、患者さまの噛み合わせやご予算に合わせたご提案をしています。

入れ歯治療

自費でお作りする入れ歯は審美性や機能性を重視していますので、保健適用の入れ歯をお作りするときも、安定感や噛み心地などを考慮しています。

【当院のおもな入れ歯メニュー】保険義歯

保険義歯●はじめての入れ歯にお勧め
●費用を抑えることができる
●使用できる材料や技術が限られる

プラスチック素材と金属の金具を使った入れ歯です。保険が適用できますので、費用を低く抑えることができます。はじめて入れ歯を作るときは、保険義歯で入れ歯に慣れていただくことをお勧めしています。

ただし、保険義歯は材料や技術が限られてしまいますので、より自然でピッタリ合う快適な入れ歯をお求めの方は、ぜひご相談ください。患者さまに合った入れ歯をご提案させていただきます。

当院で取り扱っている白い被せ物・詰め物

審美歯科で使用する材料は、主にジルコニアセラミックの2種類です。
これらを組み合わせて患者様それぞれの歯に合ったものをご提案いたします。

【当院のおもな入れ歯メニュー】ノンクラスプ義歯

ノンクラスプ義歯●バネが歯肉の色となじむため、装着しても目立たない
●保険の義歯より軽く、薄い素材なので違和感が少ない
●金属を使わないので金属アレルギーの心配がない

ノンクラスプデンチャーとは、金具(バネ)がない部分入れ歯のことです。金具がないため、目立たないというのが最大の特徴です。

【当院のおもな入れ歯メニュー】金属床

金属床義歯●食べ物の熱い、冷たいがよく伝わって食事が美味しい
●金属部分は汚れにくく、清潔さを保ちやすい
●薄く細く小さいので、快適で違和感が少ない
●丈夫で壊れにくい
●歪まないので残った歯と歯ぐきに優しい

金属床義歯は薄いので違和感が少なく、発音もしやすい入れ歯です。冷たいもの・温かいものも敏感に感じることができるので美味しく食事ができます。また、生体親和性にも優れています。

【当院のおもな入れ歯メニュー】マグネット義歯

マグネット義歯●歯の根が残っていなければできない
●歯の根に磁石を埋めて固定するので安定が良い
●義歯がゆるくて困っている方にお勧め

マグネット義歯は残っている歯の根に磁性の金属を埋め込み、入れ歯側に超小型磁石を取り付ける入れ歯です。ピッタリと吸着するので、違和感がほとんどありません。留め具もないので、見た目も自然です。

一般歯科・虫歯治療

当院の一般歯科は、岡山大学大学院で臨床経験を積んだ歯科医師が担当し、虫歯や歯周病の治療を中心に一般的な歯科治療を提供いたします。治療に関する説明をていねいに行い、患者さまの痛みと不安を最小限にする努力をしております。

虫歯にはCO(シーオー)からC4まであります。それぞれ症状も違えば、治療法も違います。まずはきちんと診察を受けましょう。

CO(Caries Observationシーオー:要観察歯)CO
歯の表面が溶け始めた初期の虫歯です。ブラッシング方法や生活習慣の改善で、虫歯の進行を停止させることができます。この場合、虫歯が進行していないか、定期的なチェックが重要です。

C1(エナメル質う触)C1
少し穴が空き始めた状態で、自覚症状はほとんどありません。すぐには削らず、COと同様にブラッシングを徹底し、経過観察します。穴が大きくなるようなら削って治療を行います。

C2(象牙質う触)C2
虫歯がエナメル質の下の象牙質まで進んだ状態で、冷たいものや虫歯が深くなると熱いものがしみることがあります。C2の場合、虫歯を削り、白い詰めものや銀の被せものをします。

C3(神経まで達したう触)C3
虫歯が神経まで達しています。激しい痛みを感じたり、神経が死んでしまうと炎症を起こして膿が出たり、歯ぐきが大きく腫れたりします。

治療は神経を取り除いて根の中をきれいにしてから詰めものをします。根の治療を途中でやめてしまうと症状が悪化します。必ず最後まで治療に通うようにしましょう。

C4(残根状態)C4
歯のほとんどがなくなり、根だけが残っている状態です。治療できる歯質が残っていれば、C3のケースと同じように根の治療を行ってから、被せものをします。症状によっては歯を抜かなければならないことがあります。

歯周病治療

歯周病の症状は、最初はこれといった症状はありません。しかし、末期近くなって症状が現れ、すでに手遅れの場合がほとんどです。軽度のものも含めると、40才以上では5人中4人は歯周病にかかっていると言われます。

歯周病治療そもそも歯周病とは何でしょうか。歯周病は、歯周病菌によって歯を支える骨(歯槽骨)や歯肉に炎症が生じる病気です。
歯は家屋と同じで、土台が悪く、ぐらぐらしていると最後には倒れてしまいます。歯周病は、歯の土台である歯槽骨が少しずつなくなってしまい、ついには歯が抜けてしまう怖い病気なのです。

歯周病が進行すると、歯と歯肉の付着部分に隙間(歯周ポケット)ができます。歯槽骨が破壊されて歯を固定する力が弱まり、放っておくと最終的に歯を失います。

歯周病の進行具合と治療方法について
歯周病治療●軽度歯周病
歯と歯肉の間に歯垢や歯石がたまり、細菌の繁殖によって軽微な炎症が起こった状態です。軽度歯周病であればブラッシング指導や歯のクリーニングを行うことで、比較的短期間で回復します。

歯周病治療●中等度歯周病
口臭やブラッシング時の出血が目立つようになります。少しずつ骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯も動揺してきます。この段階では、徹底したブラッシングと数回にわたって歯石の除去、歯肉の状態を改善します。歯周ポケットの深さが4mm以上あるところは、歯周外科の適応となります。

歯周病治療●重度歯周病
歯肉が化膿し、真っ赤に腫れた状態です。骨もかなり破壊されて後退し、歯の動揺がグラグラと大きくなっています。重度の場合、非外科処置では対応できない部位があれば歯周外科にて対応します。それでも保存不可能な場合は、残念ながら抜歯となります。

小児・矯正・審美の三つを柱とする新しい歯科医院

理事長あいさつ

デンタルクリニック カルミアの本院にあたる「つだ歯科」は、予防を中心に地域の皆さまの歯の健康に貢献しております。

おかげさまで予防の重要性を多くの方にご理解いただくまでになりましたが、日々、予防処置を施す中、私が感じたのは小児歯科、矯正治療の重要性です。子どもの頃からの予防に対する意識付けや、虫歯になりやすい歯並びを正しい位置に戻すことが、予防の原点ではないかと感じたのです。

デンタルクリニック カルミアはそんな私の想いを形にした、小児歯科、矯正治療を専門的に提供する歯科医院として、2013年6月に開院しました。小児歯科、矯正治療、そして審美歯科を加えた三つの柱を中心に、患者さまの歯の健康をお守りしています。

歯科医師は天職

理事長あいさつ私は高校3年の冬まで教師になるつもりでいました。ところが当時の学力では合格しそうになかった大学も受けてみようと思って広島大学歯学部を受験したところ、合格通知が来てしまったのです。

教師を目指すべきか歯科医師を目指すべきか、とても悩みましたが、「歯学部へ行けば教員免許も取れる」という伯母の話を信じて広島大学に進学しました。しかし、当然のことながら教員免許をとるような課程は歯学部にはなく、結果的に歯科医師を目指すことになったのです。

卒後は、医療生協に6年間勤務しました。卒業してみると、自分の未熟さを痛感しました。歯科医師国家試験には合格したものの、知らないことだらけ。できないことだらけ。その不安をなんとかしたくて毎週日曜日は何らかの研修会に参加していました。

学生時代は熱心に勉強していなかったのに、卒業するや本はよく読む毎週研修会に行く。学ぶことに熱中しました。自分でも自分の変わりように驚くほどでした。卒後3年ほどした頃、「歯科医師が天職だ」と感じました。歯科医療は学べば学ぶほど楽しく、広くて深い。今は歯科医師になって、本当に良かったと思っています。
 

地域に求められる医療集団を目指して

理事長あいさつ「つだ歯科」は2001年3月に開業しました。そして、開業するなら「つだ歯科があって良かった」「つだ歯科がなくなったら困る」と言われる地域の財産になるような歯科医院になりたいと願い、開業時から「予防と往診に力をいれよう」と、この二つを柱に進めてきました。

2013年に分院であるデンタルクリニック カルミアを開院しましたが、今後もそれぞれ特色を持った分院を各地に増やしていきたいと思っています。そのためには私たちが提供する歯科医療が、患者さまにとってかけがえのないものでなければいけません。

「うちの近所にも分院をつくってほしい」。そんな声を患者さまからいただける、患者さまに求められる医療集団でありたいと思っています。
 

患者さまに"さわやかな笑顔"を

理事長あいさつデンタルクリニック カルミアに付けた花の名前「カルミア」の花言葉は"さわやかな笑顔"です。あるスタッフがみつけてくれた言葉ですが、歯科医院にピッタリの名前だと感じました。

患者さまに少しでもリラックスしていただけるように内装は"歯科医院らしくない"ことにこだわり、キッズコーナーは待合室の半分以上を占めるほど、大きくスペースをとっています。

また、外壁はルーブル美術館をイメージして「サーモンピンク」にしました。歯科医療はアートです。職人である反面、美的感覚がないと務まりません。矯正歯科や審美歯科は、まさに美に直結する治療です。「美」という点から美術館と結びつき、ルーブル美術館をイメージした外壁の色を選びました。

理事長プロフィール

理事長近影医療法人社団けんこう会 理事長
つだ歯科 院長
津田 賢治

【主な経歴】
1995年 広島大学歯学部 卒業
1995年 大阪生協森之宮歯科勤務
1996年 大阪うえに病院にて内科研修及び 外科研修をうける
1997年 大阪うえに病院歯科口腔外科勤務
1998年 姫路共立歯科勤務
2001年 JR英賀保駅前にて つだ歯科 開業
2011年 つだ歯科 を現在の住所へ移転
2013年 デンタルクリニック カルミア 開業

【所属学会】
日本小児歯科学会会員
日本矯正歯科学会会員
日本歯科医師会会員(日本歯科医学会会員)
兵庫県歯科医師会会員  
姫路市歯科医師会会員(乳幼児健診担当)

ジルコニアの特徴

ジルコニアボンド人工ダイヤモンドといわれる白く硬い素材で、耐久性・耐食性・耐熱性に非常に優れています。セラミックより割れにくいため、歯ぎしりをしたり、咬む力が強い方でも安心して食事していただけます。

一般的に透明感に劣るため単体では前歯には不向きですが、色付けしたり表面を陶材(セラミック)で覆うことで自然な歯の色を再現することが出来ます。また、数種類のジルコニアを組み合わせることで歯の自然なグラデーションを再現したものもあります。

セラミックの特徴

オールセラミック陶材と言われる素材で、硬さと透明感があります。ご自分の歯の複雑な色合いを再現することができ、通常、ジルコニアや金属と組み合わせて使用します。

その他にセラミックだけで作る被せ物もあり、その場合、他の素材(ジルコニアや金属)と組み合わせた被せ物より歯を削る量が少なく済みます。

ジルコニアほどの硬さはないため、歯ぎしりする方には不向きですが、美しさは一番優れています。

セラミックやジルコニアが選ばれる理由

1.白い素材で審美性に優れるので口元の印象が美しい
2.保険診療で使用する金属やプラスチックと違って変色や劣化がなく美しい口元を維持できる
3.金属を使用しないため、歯と歯茎の境目に黒色が見えない
4.劣化が少ないため、丈夫で壊れにくい
5.汚れ(プラーク)が付きにくいため虫歯になりにくく、歯周病の進行抑制にもつながる
6.生体親和性に優れるため、体に優しい
7.金属を使用しないので、金属アレルギーの方でも使用できる

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