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こんにちは 小児歯科の假谷直之です。
当院小児歯科での患児への接し方の基本的なやり方(テクニック)の続きです。
[言い換え言葉の使用]
患児に話しかけるにあたり治療に使用する器具を患児に説明するために使用するもので,専門的な治療器具を患児にわかりやすい身近なものに置き換えて使用します。
例えば,
エアータービン ⇒ 歯のシャワー,シュワシュワ,ジェット機
歯科用エンジン ⇒ コロコロ虫
バキューム ⇒ 掃除機(お口のそうじ機)
X線装置 ⇒ 歯のカメラ
X線写真撮影 ⇒ 歯の写真を撮る
麻酔をする ⇒ 歯を眠らせる
など。
[患児の気を散らす]
歯科治療中のさまざま道具や刺激に対して集中しがちな患児の注意を,他方に向けさせるものです。
できれば,患児が強い関心を示すものに向ける方がよいです。
[その他]
ボイス コントロール ― 術者が通常の声色と別の声を出して,患者の注意を引いて正の行動をうながす。
魔法の水道 ― チェアー横のうがいコップの出水が患児の「えい」「とまれ」
の掛け声でコントロールできるような子供の気を引くしかけの用意・・・ など。
[保護者の付き添いについて]
治療中の保護者のチェアーサイドへの付き添いについては保護者の気持ち,考え方,患児の年齢,性格など数々の要件を考慮して保護者の方と相談させていただきます。
以上のようなやり方(テクニック)で診療をしていきますが,患児一人ひとり,対応は違います。