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2014年7月 4日

こんにちは。
デンタルクリニックの院長上野です。
上野Drブログ.jpg

矯正治療では動かしたい歯に圧力をかけることで、骨の中を移動させていきます。これがなぜ起こるのか、今回説明したいと思います。

下の左の図でいうと、右側に動くように矯正力をかけています。すると、歯と骨を結合させている繊維が歯と骨の間(歯根膜)内で、左側では伸び(Tension)、右側では圧が発生します(Pressure)。この変化により、左側では骨芽細胞という骨を作る細胞により骨が新しくでき、右側では破骨細胞という骨を吸収する細胞により骨が吸収され、歯が右側に動いていきます。

うえのブログ1.gifうえのブログ2.gif

このモデルはPressure-Tension Theoryと言われ、現在の矯正歯科学会で広く認知され、最も指示されている概念のひとつです。

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デンタルクリニック カルミア 理事長 津田賢治

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