キシリトール(非う蝕誘発甘味料)について【姫路で矯正歯科・小児歯科・審美歯科のことなら デンタルクリニックカルミア】
小児歯科の假谷直之です。
キシリトールとは、自然の中で白樺や樫などの樹木から採られたものを原料とする甘味を感じる物質(食品)のひとつです。
キシリトール(非う蝕誘発甘味料)は、これを食べても
・むし歯の原因となる酸が産生されません。
・むし歯菌の代謝エネルギー源として使用されない、むし歯菌の生育を邪魔
します。
・これまでの飲食で溶けた歯の修復を促進させます。(再石灰化を促進)
・キシリトールを摂取するとむし歯菌(ミュータンス菌)の感染率が減少します。
・食べることにより唾液の分泌を促します。(唾液が少ないと一般に虫歯が増
えると言われています。)
したがって、唾液分泌が少ない人や甘いものがやめられない子供などにも有効です。
唾液が少ない人に対しては、1日3回(毎回最低5分以上)キシリトール入りガムを噛
む訓練を行うことによって、唾液の出る量の増加をみることがあると言われています。
本院でも、虫歯予防と患者様の豊かな食生活の一助となるよう、いろいろなキシリトー
ルを使用した食品を用意いたしております。
興味を持たれたら一度お試しください。