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2014年8月18日

上野Drブログ.jpg
こんにちは。
デンタルクリニックカルミアの院長上野です。

矯正治療中の歯の痛みに、歯根膜内の歯と骨を結合している繊維組織の圧迫が関係していることを前回説明しました。こういった痛みの機序、また歯の動きのメカニズムから、矯正治療中の痛みの緩和法がいくつか知られています。

一つには、シュガーレスガム、ウェイファーなどを矯正装置の調整後8時間位、優しく噛んでおく方法です。これにより、圧迫された領域に血流が流れ痛みの発生を抑えることができます。

二つ目の方法は、抗炎症鎮痛薬、つまり痛み止めを飲むことです。ただし、歯が動く際の骨を吸収するなどの過程は炎症反応でもあるので、普通の痛め止めを飲むと歯の動きが悪くなります。お勧めの痛め止めはアセトアミノフェンというタイプで、これはあまり歯の動きを阻害しないことが知られています。

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デンタルクリニック カルミア 理事長 津田賢治

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