2014年9月 2日

こんにちは
小児歯科　假谷直之です。

歯ブラシとお子さんとの「出会い」についてお話します。（その１）

乳歯が生え始めたら歯みがきの習慣づけを考えはじめましょう。
まずはお子さんの前歯だけ生え始めたころ清潔な指でお子さんのお口の中をこちょこちょします，遊びながらたのしく声掛けながらでいいです。
お子さんはだんだんお口の中を触られることに慣れてきます。

そのうちお子さんの前で毎日のように保護者のかたがお子さんのまえで「歯みがきは気持ちがいいなあ。」などとしゃべりながら歯みがきをして見せます。
お子さんも同じことがしてみたくなったら，ちいさな歯ブラシを買っておいて，一緒にやろうねとお子さんに手渡してあげてください。ただし，目を離すとのどを歯ブラシの柄でついたりして危険ですので，この時は保護者のかたは目を離さないようご注意ください。
お子さんは，歯ブラシを自分で持ってかみかみしますが，自分も周りのかたとおなじように歯みがきをしているつもりですから｢上手ね。上手，歯みがき上手！！｣としっかりほめてあげてください。

遊びの中にこれを取り入れて，毎日これを「歯みがきごっこ」として親も関わりながら遊んでください。