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こんにちは。小児歯科の假谷直之です。
今回は,「一日何回いつ歯みがきすればよいか」についてお話しします。
この質問は,臨床の現場で保護者のかたからもっともよく受ける質問のひとつです。
小生の以前のブログで少しふれたこともありますが,歯ブラシに慣れること(トレーニング)が目的の時期は,子どもの機嫌のよい時,保護者のかたに時間的余裕のあるときに子どもとのふれあいを大切に遊びの中で楽しくおこないます。
少し慣れてきたら食後の習慣となるように,保護者のかたも食後,歯磨きごっこをするなどして食後の時期を見計らって歯磨きトレーニングをおこないます。
基本的には,食べたら磨こうの考え方をお勧めします。
早めに子どもがいやがらない(仕上げ)歯磨きの習慣を身につけましょう。
寝る前は,就寝中の唾液の分泌量が減少するためむし歯菌が繁殖しやすくなりますので,寝る前の(仕上げ)歯磨きは大事です。
保護者のかたが「寝る前に・・・」と思っていると子どもは夜すぐに眠くなったりするので要注意です。眠くなった子どもはぐずりやすくなります。
夕食後,食後歯磨きをして寝るまでの間に何も食べない(水,お茶などを飲むのはかまいません)とか,そのために「早めに寝させる」など生活習慣上の工夫なども良いやりかたです。