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こんにちは,小児歯科 假谷直之です。
今回は,歯みがきを自分でしたがり,仕上げ磨きをいやがるというお子さんについてお話しします。
以前,このブログにおいて「歯ブラシとお子さんの出会い」についてお話しをしたことがあったかと思いますが,低年齢児のうちからこういった「出会い」の演出を考え,仕上げ磨きを習慣として行っていればあまり問題にならないと思われます。
自我の芽生え(年齢)とともに何でも自分でしたがることが増えてくることは理解できます。歯みがきもそのひとつと思います。自分でしたがる気持ちは大切にしてあげ,本人が行う歯磨きを認めてあげたうえで仕上げ磨きは行っていくというやり方を考えなくてはなりません。
その具体的方法については,お子さんの年齢にもよりますが,適当な「ごほうび」を用意するのが一番やりやすいかと思います。例えば,仕上げ磨きができた時(日)に星印のステッカーをカレンダーに貼って,星印何個で何々のプレゼントといったように約束をするなどです。(プレゼントはお子さんの気を引くものであればよいので,高価である必要はまったくありません。)
お子さんご本人へのブラッシング指導時期については,脳の発達,手指の細かな動かせ度(専門的には手指の巧緻性という言葉があります。) より本格的なブラッシング指導を小学校三年生くらいから行うというような話も聞きます。
やはり,その年齢に至るまでの低年齢の「出会い」の時代からの習慣づけを強固にすることが大事なのではないかと思います。
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