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新年明けましておめでとうございます,小児歯科の假谷直之です。
今回から二回に分けてシーラント処置についてお話しします。(その1)
シーラント処置とは,生えてあまり年月のたっていない乳歯や永久歯の奥歯の噛み合せ面にある溝をプラスチックやセメントで埋めることで,虫歯を予防する方法のひとつです。ただ単にシーラント,あるいはフィッシャー・シーラントともいいます。
生えて間もない歯は,
•他の歯よりも背が低くいため歯ブラシが届きにくい
•歯の質が未熟 などといわれており,
また人によっては,
•奥歯の溝が深いため歯ブラシの毛先が入らない場合もあります。
そしていずれもきちんとした清掃がしにくいため,毎日歯を磨いていたとしても虫歯になってしまうことがあります。
シーラントはこのような事態を防ぐために,プラスチックやセメントで奥歯の溝を埋めて,お口の中の清掃性を良くすると同時に(シーラントの種類によっては)フッ素を徐々に放出して歯質を強化したりお口の中の環境を改善することができます。特に定期的フッ素塗布などとの併用によってむし歯予防効果はさらに増加する,そしてむし歯発症リスクの高い歯に行うと効果的ともいわれています。
くわしくは,歯科医師もしくは歯科衛生士さんにご質問ください。