白い被せ物(クラウン)の話
皆様☆こんにちわ。歯科医師の藤井です(*^^)v
今日は、かぶせ物についてお話します。歯は大きく削られると形が崩れ、食べ物を噛む事が出来ません。なので、食べ物を食べる為に(機能させるために)被せ物を作ります。保険診療では決められたルールがあるので、その歯その歯で白いかぶせを選択できたり銀のかぶせしか選択肢がなかったりします。しかし、最近では金属アレルギーで銀歯が出来ない方や体に良いもので治療したいと希望される方、そもそもが銀歯が嫌な方が増えています。口元はその人の第一印象を決定する重要な部分(パーツ)なので、チラリと見える部分に銀色が光ると、多くの人と接する機会の多い仕事をしておられる方には何とも気になるところです。
当院にもそのような方が多くお見えになるので、そんな方には保険診療外(自由診療)で取り扱っている白いかぶせ物を選択しています。白い材料には、硬さのあるセラミックを始め、少し柔らかいハイブリッドレジン等、その方の歯と噛み合わせとお値段を患者様と相談の上、決定しております。
自由診療では数万円単位でお値段を設定させて頂いております。これには、被せ物を選択する為の検査料、診断料、技術料、材料費、技工士さんにお支払いする代金等、が含まれております。しっかりと噛める歯を作るという事は簡単に出来るものではなく、被せ物1本かぶせる為に私たちは日々勉強をし、訓練をしております。保険診療の御負担金とあまりにも差がある為、驚かれる方が多いのですが、お値段に相当する良い診療をしていると自負いたしております。どうかご理解くださいませ。