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2017年11月20日

歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療

インプラントを利用した効率的な矯正治療があります。
インプラント矯正は、あごの骨に小さなネジやプレートを埋入し、歯を引っ張るための支柱として用いる矯正治療です。適切な位置に支柱をもうけることができるため、歯をスムーズにまた正確に動かすことができます。難しい症例でもより効果的に歯を動かすことが期待できます。

また従来のワイヤー矯正では、ワイヤーをかけた歯がすべて動くため、一部の歯だけを大きく動かすことができませんでしたが、インプラント矯正では、微妙な調整が可能になり、対象の歯だけを大きく動かすことができるようになりました。当院では、インプラント矯正に適した症例については、積極的に取り入れていきたいと考えています。

インプラントについて知っておいていただきたいこと

インプラント

体に安全なインプラント素材
インプラントの素材であるチタンは人間の身体になじみやすく、人体に安全な素材として知られ、整形外科の人工関節や骨の固定などの分野でも幅広く使われています。


加齢による歯並びの悩みにも対応できます

部分矯正年齢を重ねると、今まであまり気にならなかった歯の重なりや、1本だけ前へ出ている前歯、歯の隙間などが気になることがあります。これは、歯や歯ぐきを支える骨が衰えてきたり、咬みしめや食いしばりなどの悪習癖が続き、歯並びに悪い影響を与えていることが原因です。

このような歯並びの悩みにも、部分矯正で対応できることがあります。口元を美しく整えることは、お顔全体の若々しさにも大きくかかわります。50代60代の方でも、骨や歯ぐきの状態がよければ、矯正治療は行えますのでご相談ください。

1本〜数本だけの矯正治療にも対応します

気になるところだけ治したい。そんなご要望にお応えするのが部分矯正です。

部分矯正

1本だけ飛び出ている歯や八重歯、すき間が空いている前歯の移動、傾いている歯をまっすぐに修正する場合などには、1本〜数本に限定して矯正治療を行う部分矯正をお勧めしています。

笑顔に自信を持ちたい方へ

当院の矯正治療で、美しく自然な歯並びで人生を充実させてください。

成人矯正

大人になっても矯正したいという方が増えてきました。小児矯正のように成長を利用することはできませんが、ご本人が自ら「歯並びを治したい」と望まれ、治療に対する理解やモチベーションも高く、治療のゴールに確実にたどりつくことが成人矯正の特徴です。

当院では、多忙な成人の方にも快適に矯正治療を受け、満足できる結果を得ていただきたいと考え、目立たない矯正装置や仕事や学生生活に支障を来さない負担の少ない矯正方法など、さまざまな方法をご提案しています。年齢や環境によって諦めずに、きれいな歯並びと素敵な笑顔を手に入れてください。

自然で美しい笑顔をめざし、審美性も重視した治療

成人矯正当院の成人矯正の特徴として、患者さまの思いに寄り添い、美しさと健康を追求する診療方針のもと、単に歯並びを整えるだけでなく、お口とお顔のバランスをトータルに考えるところから治療が始まります。

お口を開けたときや笑ったときに自然に見えるように、歯肉(歯ぐき)のラインや歯の見え方のバランスなど審美的な観点も加えて治療を計画し、美しく上品な口元をめざします。

【目立たない矯正】まわりの目が気になる方も安心

成人矯正やはり「矯正の装置が目立つのは気になる」「矯正していることをあまり知られたくない」と考える方は多いようです。しかし、矯正が目立つものという時代は過去のものとなりました。

最近は、白くて目立ちにくいワイヤーとブラケットの装置や、裏側の装置での矯正や、透明のマウスピースを使った矯正など、多様な治療が開発されています。

歯並びを整えることは、むし歯や歯周病の予防にもなります

そもそも医療法人けんこう会は、歯科予防という観点から矯正治療を重視するようになりました。不正咬合の場合、歯並びが悪い部分に汚れが溜まってむし歯になったり、咬み合わせが悪いために歯ぐきに無理な力がかかって歯周病の原因となることがあります。むし歯や歯周病が進行すると、歯をなくす原因となり、インプラントやブリッジ、入れ歯治療が必要となることもあります。

矯正治療を行うことによって、生涯にわたって大切な歯を守ることができるのです。当院では定期健診に来院された患者さまにも、歯並びに問題があれば、歯ぐきのチェックやレントゲン検査を行い、必要に応じて矯正治療をご提案しています。

2017年11月17日

矯正治療の対象となる不正咬合の種類

八重歯・乱杭歯(叢生)不正咬合の種類
犬歯などが飛び出して他の歯と重なっている状態です。顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪いために、歯がでこぼこに生えたり、重なったりしている状態です。歯を磨きにくく、そのためむし歯や歯肉炎を起こしやすくなり、重度の症状まで発展すると、若くても歯を失う可能性があります。小児期に治療を行いあごの成長を利用して永久歯のスペースを確保すると、抜歯治療の可能性を大きく減らすことができます。

出っ歯(上顎前突)不正咬合の種類
上の前歯が大きく前突している状態です。遺伝や指しゃぶり、口呼吸が原因とも言われています。「単に前歯が出ている」「上あごが大きい」「下あごが小さい」という3タイプの症状があり、それぞれ治療法が異なります。7才ぐらいに予測できますので、小児矯正を行うことで、将来的に永久歯を抜かずに矯正治療を行えたり、上下のあごのバランスを整えることも期待できます。無理なく口が閉じられる状態にするために、歯を抜いて矯正した方がよい場合もあります。

受け口(下顎前突・反対咬合)不正咬合の種類
下あごが出ている状態です。成長期の受け口は顔の成長にも大きく影響し、上下のあごの成長のバランスが崩れ、三日月のような顔立ちになる可能性が高まります。永久歯の生え替わりやあごの成長のバランスを診ながら、矯正開始時期を見極める必要があります。軽度の場合、前歯の生え替わりの時期に自然に治る場合もあります。骨格的に下あごが非常に大きい場合は外科手術を併用することがあります。

咬み合わせが深すぎる(過蓋咬合)不正咬合の種類
咬み合わせが著しく深い状態で、上下の歯を咬み合わせたときに、上の前歯が下の歯を覆ってしまい、ほとんど見えないようなケースです。笑ったときに上顎の歯肉が見えてしまったり、下の前歯が上顎の内側の歯肉を傷つけて炎症を起こすこともあります。放置すると顎関節症になる場合もあります。

しっかり噛んでも隙間ができる(開咬)不正咬合の種類
奥歯は噛んでいるのに、上下の前歯が開いたまま噛み合わすことができない状態です。指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖などが原因と言われています。息が漏れるので発音が悪く、また物を食べる時に前歯でうまく噛みきれないなどの影響が出ます。矯正治療と並行して食べ方や飲み込み方のトレーニングも行い、治療後の後戻りを防ぎます。

すきっ歯(空隙歯列・正中離開)不正咬合の種類
歯と歯の間に隙間がある状態。審美性が悪く、食べ物が挟まりやすくなります。あごに対して歯が小さすぎたり、歯が欠損していたりすることが原因です。舌で前歯を押す癖で生じるケースもあります。人工歯で隙間を埋める治療もありますが、軽度であれば部分矯正で改善することができます。

お子さまの歯並びが気になる方へ

当院では、お子さまの成長を利用した無理のない治療をご提案します。

小児矯正

小児矯正では、あごの成長や発育を利用した治療計画をたてることができます。
将来成人矯正を行う場合でも、先に小児矯正を行うことで、よりスムーズに成人矯正へ移行できる可能性があります。

●小児矯正のメリット
・あごの成長を利用して、その位置や大きさを治すことができる
・永久歯への生え替わりを利用できる
・歯並びについてのコンプレックスを早期に軽減できる可能性がある

●デメリット
・治療を受ける本人の自覚が低いことがある
・成人矯正へ移行する場合は治療期間が長くなる可能性がある

将来を考えながら、お子さまの負担の少ない矯正を行います

まず骨格の検査を行い、両親のお顔立ちを確認し、お子さまの年齢や成長、性格、生活習慣などを検討し、「歯磨きがどの程度できるか」や、治療への協力具合なども勘案して治療計画を立てます。

治療期間中のむし歯対策を重視します
矯正治療中は定期的な診療とメインテナンスを行い、毎回むし歯予防としてフッ素を塗布するとともに、効果的で続けられる歯磨き指導を行います。お子さまの体調や生活スタイルの変化にも柔軟に対応し、矯正治療がよい形で継続できるように心がけています。さらに矯正治療の進行度や、お子さまの成長をきめ細かくチェックし、将来の治療(Ⅱ期)へスムーズに移行できるように配慮しています。

保護者の方に知っておいていただきたいこと

遅くとも6歳までに、歯並びのチェックをしましょう
早期にあごの成長を促すような矯正をしておいた方が良いか、しばらく成長を見守る方が良いか、専門家である矯正歯科医のチェックが必要です。特に、親御さんや上のご兄弟(姉妹)の歯並びが悪く心配な場合などは、早めに診察を受けられることをお勧めします。

様子を見守る場合も、お子さまの成長は早いため、1年に2〜3回のチェックを受けてください。乳歯の受け口(反対咬合)は永久歯への生え替わりの時期に自然に治ることもありますが、歯並びが気になる場合、6歳までに矯正歯科医の診断を受けましょう。

乳歯を大切にすることが、永久歯の歯並びにつながります
歯と歯の間がむし歯になると乳歯のすき間が狭くなり、永久歯の生え方にも悪影響を及ぼします。将来のあごの形や歯並びに関わる乳歯のむし歯にも注意が必要です。また、口呼吸や指しゃぶり、爪噛みなどの悪習癖も歯並びに悪影響を与えますから、気になるクセや習慣は早めに治しましょう。

永久歯の生え方にも注意しましょう
乳歯の時は問題が無かったのに、永久歯の生え方が悪いことや舌のクセがきっかけで、受け口になってしまうことがあります。また乳歯が抜けていないのに、乳歯の下から永久歯が生えてくることがあります。乳歯から永久歯への抜け替わりの時期は定期的にチェックを受け、早めに適切な治療や処置が受けることが重要です。

知っておきたい 理想的なよい歯並び

よい歯並びとは、永久歯28本(親知らずを入れると32本)がきれいなアーチ状に並び、でこぼこがなく、上下の歯がしっかり咬み合っている状態です。
・上下の前歯の中心がそろっている
・上の前歯が下の前歯の3分の1程度を覆っている
・顔の中心と歯の中心がそろっている
・上の奥歯と下の奥歯がしっかり咬み合っている(上の奥歯が外側)
・鼻の先と下あごの先を結んだEライン(エステティックライン)に対して、上唇は線のやや内側に、下唇はほぼライン上にある


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