矯正歯科こぼれ話⑫:目立ちにくい矯正治療装置【姫路で矯正歯科・小児歯科・審美歯科のことなら デンタルクリニックカルミア】
こんにちは。
デンタルクリニックカルミアの院長上野です。
アメリカでは、矯正装置を隠さず、楽しもうとする文化があります。でも日本では矯正治療はしたいけれど、装置を付けているのが嫌だと言われる方は多いと思います。
例えばアメリカでは下の図でいうと、左3つのパターンが人気でした。学術論文でどういう装置がアメリカ社会で好まれるかの研究もありますが、透明なブラケットにカラフルなゴムを付けるのが人気ですね。一方、日本で人気なのは一番右の透明なパターンです。
そのため、当院でも出来るだけ目立たないブラケット・ワイヤーや、Invisalignと言われる透明なマウスピースの矯正装置、Incognitoと言われる舌側矯正装置を導入しています。
ただし、以前触れたこともありますが、こういうマウスピースや裏側の装置はずっと昔から考案されてきています。それでも表側にボタンを付けるタイプが主流なのは単純にそのほうが歯を動かす上で圧倒的に有利で、コストパフォーマンスも高いためです。実は透明なブラケットですら、摩擦係数や耐久力等の点で金属のブラケットに比べると劣ります。
実際には矯正治療の難易度によっては全く問題なくInvisalign/Incognitoが使えるケースもありますので、気軽にご相談ください。